指しゃぶり卒業話

次男3歳後半で卒業

 次男は赤ちゃんの時から気が付いたら指しゃぶりをしていました。二歳上のお兄さんがいて、泣いていてもすぐにお世話できないこともあったので、自分で自分を落ち着ける術を身に着けたのかなと思います。(母の個人的見解です。)

 その上二歳になってすぐ下に弟ができました。我慢や苦労も多かろうと指しゃぶりを辞めるというストレスを与えるのは酷かなと親も口を出しませんでした。

 4歳が近づいてきて歯並びにも影響をきたしてしまうと思い、「指しゃぶりを辞めよう」の話をしました。

昨日の今日でパッとはやめられない

 「指にタコができてゴリラのような指になってしまうよ。」と(父が)話したり、寝る前は指しゃぶりではなく手をつないで寝たりしました。

「やっぱり指しゃぶりがないと眠れない!」と言われ初めのころはあきらめる夜もありましたが、繰り返し伝えていると親の本気度も伝わるのか指しゃぶりなしで眠れた日が一日あり、二日あり、、それが自信になり続けられるようになりました。

寝ることってある種訓練のようなところがあって、「こうやったら眠れた」という経験が自信になっていくものなんですね。

指しゃぶりをなぜやめた方がよいのかを伝える

 指しゃぶりをしている指は皮膚が割れて痛々しかったり、タコができていたりと、かなり鍛えられています。(笑)

「〇〇ちゃんの指が痛いよ。かわいそうかわいそう。」とさすってあげたり、「〇〇ちゃんの指がとっても大事だから指しゃぶりはもう辞めようね。」と根気強く伝えていきましょう。言葉がよく理解できる年齢なら指の皮が痛々しいことやタコができて指の皮が変な形になってしまうことを真剣に伝えていくのもいいかもしれません。

指しゃぶりの代わりの心の安定

 指しゃぶりは心の安定(眠い時、寂しいとき、泣いた後)であったり、手持無沙汰な時にしたり(我が子は絵本やテレビを見ているとき)していたと思います。

 それをできるだけ埋めてあげられるようにと思って、指しゃぶり卒業を進めていくといいと思います。

眠い時は手をつないだり絵本を読んだり。テレビを見ているときに指しゃぶりをしていたら、「あ、〇〇ちゃん指を出してね。」と声掛けしたり、手持無沙汰な様子だったら少しでもかかわったり。

指しゃぶりをしないで眠れたという経験ができた後はしっかり褒めて、自信につなげていけるといいですね。

 

三男2歳半で卒業

 職場(こども園)で見ていたお子さん(2歳になったばかりの女の子)が、指しゃぶりを辞められたという話を聞き、保育士ながら「こんなに幼くても辞められるんだ!」と感心しました。

 

 三男もがっつり指しゃぶりをしていて、皮がぱっくり割れて痛々しかったので、我が家も卒業だ!と一念発起し、指しゃぶり卒業を進めることとしました。

 私と夫で事あるごとに「〇〇ちゃんの指が割れて痛いね。指しゃぶりはもう辞めようね。」と優しく刷り込みのように伝えていきました。

 なかなかすぐには辞められず、「やっぱり無理かな」と諦めかけていたら、夫が「昨日の晩指しゃぶりなしで寝られてたよ」と報告が!

 少しずつ伝えていたら、親の思いが届いていたのか、指しゃぶり卒業にチャレンジしていました。

眠るときさえ卒業できたら、日中の指しゃぶりも気が付けばしなくなりました。

 卒業は難しいと思っていた指しゃぶりも、親の思いを押し付けることなく焦らず伝えてみると、案外二歳でも卒業できるものなんだなと初めて知りました。

今4歳になった三男は、当時指しゃぶりをしていたことなんて忘れているくらいです。

 

にがにがの薬

 長男は爪噛み、次男と三男は指しゃぶりがあったので、あまり試したくはありませんでしたが、難航していたので爪に塗る苦い薬を買ってみました。

  4歳のころの長男があまりにもひどい爪噛みをしていたので、本人同意のもと爪に薬を塗ったところ、おやつを手で食べるときに苦い薬も解けてきておやつが苦くて食べられないと言いました。

 楽しみのおやつが苦いなんてかわいそうで一度で辞めました。

 三男も私が言ってもなかなか辞められなかったので、薬を爪に塗ってみました。

あまりの苦さに「おえっ」となり、吐いてしまいました。これもまた可哀そうになり、苦い薬に頼ることはもうやめようと思いました。

 結果、根気強く優しく伝えていれば指しゃぶりは卒業できるということを知りました。

爪噛みは言ってもなかなか辞められず、小学校2年生になった今やっと辞められているようです。

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